中卒進路未決定者について


ども、仲里です。

夏休みが終わりました。素敵な夏休みを過ごしましたか。
私は、沖縄市高校生プロジェクト委員会の引率で、7月に愛知県東海市、8月は台湾に行きました。
また、ティーボールの全国大会がありましたので、西武ドームにも行きました。
そして、大学ゼミ仲間と20年ぶりに飲み会を行うという、とても充実した日々を過ごすことができました。

そんな楽しい日々を過ごしていたのですが、ある高校生から連絡がありました。
「ブログの続きはいつ更新するの?」

どうやら、ビジネスプランの参考にしているらしく、早く続きが読みたかったようです。
ということで、今すぐ書きますよと、キーボードをたたいております。

さて、前回の続きということで、前回までにどのようなことを書いたかというと、
1.沖縄市の完全失業率(平成27年国勢調査)http://okinawasun.com/?p=581
2.沖縄市の中学生卒業後の状況(平成28年度学校基本調査)http://okinawasun.com/?p=587
のことを書きました。

沖縄市の15~19歳の完全失業率は20.7%
沖縄市の中学生卒業後の進路未決定者の割合は4.1%、73人となっています。
この状況が若年者雇用状況にどのような影響を与えるのか?

という言ことを書いたのですが、
端的に言うと、失業率がアップします!
ということです。
中学生卒業後、高校進学に向けて取組む人もいれば、仕事を探す人もいると思います。
仕事を探す人は労働力人口にカウントされます。労働者の仲間入りですね。
ただ、失業率の数値は今回そこまで重要視しません!

なぜ、進路未決定なのか、そこがとても大切なことなのですが、統計データには反映されていません。
高等学校等の進学率は、全国平均が98.7%以上、沖縄県は96.5%、沖縄市94.4%であり、
沖縄の公立高校の入学試験倍率は1割を切っています。進学しようと思えば、できると思うのですが、
進学していない。では就職するのかといえば、就職は1.4%なんです。
中学校の3か年間では、教員の指導があっても、親の支援があっても、進路を決めることができない、
中学生の姿が見えてきます。

そこで、私が考える課題として、4つ挙げます。
1.中学校在籍時の進路指導の在り方。
2.中学校卒業後の社会とのつながり。
3.中学校卒のこどもたちが働ける環境。
4.まだまだ未熟な15歳。

この4つについては、またじっくり書きたいと思います。
あ、高校生のビジネスプランの参考になったかなぁ~

では、またお会いしましょう。

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