開かれた対話と未来~今この瞬間に他者を思いやる


ども、沖縄SUNです。
今回のブログは珍しく月曜日に書いています。横浜は曇り空です。
土曜日は出勤日で、日曜日の昨日は読書会に参加してきました。その後友人と飲んできたので、今日ブログを書いています。

ちなみに今日は仕事は休みでしたが、三田でセルフケア教育についての1日研修に参加してきました。

本郷にある医学書院さんにて、私のお気に入り、オープンダイアローグの読書会に参加してきました。

開かれた対話と未来

開かれた対話と未来

私はオープンダイアローグが好きなんですね。かなり入れ込んでいます。なぜ、私が入れ込んでいるか、それは、世界観、思想が人間を最大限に尊重する手法だからです。オープンダイアローグの普及を図る斎藤環氏(筑波大学医学医療系社会精神保健学教授)の言葉を借りると、

倫理的であることが治療的である

ここでいう倫理の基礎をなす価値観が「人間主義」である。それは具体的には「自由」「尊厳」「権利」こそが、すべての人間に平等かつ普遍的に与えられた価値の源泉であるとみなすことだ。ODにおいては、自由・尊厳・権利のいずれもが常に最大限に尊重される。

※精神看護 11月号 P534

 

 

私はこどもたちのキャリア形成支援、大人の就労支援を行っています。その時に子どもたちも大人も、その人の自由と尊厳と権利を尊重することができているか、とても気になっています。オープンダイアローグでは、支援する側が一方的にクライアントのことを決めることはありません。本人がいないところで方針を決めることはありません。一緒に話し合う中で、本人の自己決定で方針が決まります。

支援者は本人と対話をしていくのみ。

その対話がとても大切なんです。

その人自身が、自分の専門家ですからね。

患者の身体の生理学についての専門性は医師にあるが、患者の苦悩に関する専門性は医師にではなく経験主体として患者の王にある。専門知識をわかろうとするならば、「専門家」に聞いてみるしかないだろう。「何にどう困っているのか」を知りたいときは患者に聞いてみるのが良い。精神科治療学 第33巻 第3号 272(8)

精神看護

精神看護

そして私が思うのは、その人をどこまで尊重できるか、一人の人間として。それができるのであれば、おのずと良い方向に進んでいくと思うのです。

人間主義

人間主義

対話そのものが治療的である。

人間を尊重するからこその対話ですね。

私は東京でオープンダイアローグを学び、沖縄に帰り、こどもたちから社会人の皆さんとオープンダイアローグを実践していきたいと思っています。

しばらく、オープンダイアローグの投稿が続くと思います。それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

※先週土曜日に嬉しいことがありました。6カ月頑張ったな~ 元々高い能力を持っている。人間性も素晴らしい。あとは自信のみ。この6カ月で大きな自信を得たことでしょう。あなたはもっと飛躍しますよ。これからの自分に期待してくださいね。

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