ども、沖縄SUNです。
秋らしい季節になりました。横浜は心地よい天気です。冬物買わなきゃいけないですね。沖縄だと年中半そででも生活できるのに。先日、某就活生支援セミナーに社会人枠で参加してきました。就活生(大学生)と社会人が本音で対話を行う場です。私も一社会人として大学生と向き合ってきました。1対1で話をしているときは、ついついキャリアコンサルタントみたいにカウンセリングをしてしまいました。素直に目を輝かせて社会人の話に耳を傾ける大学生に伝えたいことは、社会人は大したことない。会社も大したことない。大したことないから不必要なプライドや尊厳などをもって、偉そうにするだけですよと。大学生は社会で活躍する力を持っています。
そう、すでに活躍できる力があるんです。あとは、仕事のスキルを知ることです。
がんばれ、フレッシュパーソン!
さて、前々回、新しい人間主義の潮流ということを書かせていただきました。今回はその続きです。今日は、自由・尊厳・権利について考えていきます。
筑波大学の斎藤環教授は、新しい人間主義の潮流として、4大思想をあげています。それは、
- オープンダイアローグ
- ユマニチュード
- ハームリダクション
- ハウジングファースト
です。それぞれの説明は次の機会にして、オープンダイアローグにおける、人間主義である、自由、尊厳、権利について考えていきます。
オープンダイアローグにおける、人間主義とは、自由、尊厳、権利を最大限にいつも尊重されていることであると斎藤環先生はおっしゃっています。
では、自由、尊厳、権利とはどのようなことなんでしょうか。私が行っている就労支援で考えてみます。
〇自由の尊重⇒いつ、どのような形で自分のやりたい仕事(職種・業種)にエントリーすることができる。
〇尊厳の尊重⇒無知の姿勢、診断や症状名を用いず、利用者自身の表現を用いること。※無知の姿勢とは、利用者を困難な状況にあるまともな人とみること。利用者と対話から学び、純粋な好奇心がそのふるまいから伝わってくるような態度ないしスタンスをもって、利用者の体験に耳を傾けること。
〇権利の尊重⇒あらゆる決定は自己決定であり、利用者がいないところで本人のことを決めない。対話を通して本人が自らの道を決める支援を行うことですね。
この3つは、私がありたいなと思っていることと一致しておりまして、日々の業務で意識していることです。
この3つをどうしたら職場で取り入れられるか考えた結果、オープンダイアローグをプログラムに採用したらいいんじゃないか、ということで、9月からオープンダイアローグを特別に実施しています。
少しずつ、この新しい人間主義を職場に入れていき、利用者を最大限尊重した支援が行えるようにしていきたいと思っています。
すべての人には自分の課題を解決する能力がある。また、自己実現できる能力がある。
私は信じています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※これから走りに行ってきます。40歳過ぎて体力落ちたといわれないようにw 人生100年時代ですからね。私は20代の時に挫折し、そこから周りに大きな差を付けられたと思っています。追い付かないなぁ~ 追いつく発想をやめ、違うところをゴール地点としてました。そのためには体が資本ですね。頭も鍛える必要があります。ということで、走りに行ってきます。