ども、沖縄SUNです。
暑い日々が続いています。気持ちが良いですね。夏バテ知らずの私ですが、夏バテしていませんか?ビールが美味しい季節で本当、幸せですw
毎週1回のブログ更新がやってまいりました。日曜日のお昼に本を読んだり、掃除をしたり、走りに行ったりしているのですが、週1ブログ更新は私のルーティンとしてこれからも取組んでいこうと考えています。なぜブログ書くのか?それは読んで欲しい人がいるからです。その人へのメッセージを送ろうと思って書いているんですよね。
さて、今日は私が尊敬するメンターの一人である、瀧本哲史氏の死去のニュースから。
瀧本氏の著書はすべて読みました。私にとってとても大切な学びを与えてくださる一人でした。47歳、私とあまり変わらない年齢です。これからも学びたかったのですが、本当に残念です。
そんな瀧本氏の本で思い出すのが、僕は君たちに武器を配りたい、です。
瀧本氏は京都大学で学生に対してベンチャー思考を身につけるための学びを設けたり、高校生対象のディベート大会の主催をしたり、若者が社会で活躍するための支援を行っていました。
そんな彼が書いた、武器を配りたい。
彼の想いがたくさん詰まった本です。
私は、そんな瀧本さんからたくさん刺激を受けた人間です。私が今取組んでいる就労支援では、利用者に対して私は、武器を配る(その人の強みを見出すこと)前に、その人の心の部分に焦点を当てて、素敵な武器を使いこなせる心の状態を作ろうと思い取組んでいます。
心の部分とは、
- セルフエスティーム(自尊感情)
- セルフエフィカシー(自己効力感)
- セルフコンパッション(あるがままの自分を受け入れる)
- 自己有用感
のことで、この4つを育てていくことで、社会で活躍するための心理状態が作れると考えています。
この4つに加え、最近はその人が持っている人生ストーリーの書き換えを行うことを取り組み始めています。
私がなぜ心の部分(根っこ育てと呼んでいます)にこだわっているか、それは、学生時代やコーチ時代の部活で感じたこと。能力あるけど活躍できない人がいる。
また、社会に出てきたときにメンタル面が影響して実力を発揮できない人がいることを目にしたからです。
素晴らしい能力を持っているから活躍できるのではなく、素晴らしい能力を発揮できる下地があるから、活躍できるのではないかと私は思うのです。
支援の現場で感じるのは、高い能力を持っている人が繊細で傷つきやすいこと。周りを気にしすぎて、自分を殺してしまっている現状があること。
この部分を解決しないで、また社会に送ることは、同じことの繰り返しになる、活躍できないで再びdropoutする可能性が高くなるのではないかと思うのです。
私は、心の部分にずっとこだわって生きていくんだろうなと思っています。そういえば、沖縄にいるとき、人間理解のセミナーにどうしても参加したくて、1か月の給料以上の金額を支払って参加したことがあります。あまり稼いでいなかったのにね、ほんと学びにお金かけすぎだなぁ~
心の部分を養いながら、今取組んでいることは、人生ストーリーの作成です。ここはブログで書いている途中なのですが、私たちは人生ストーリーを持っていて、サクセスストーリーであったり、ダメになるストーリーであったり、そのストーリーの筋書きで人生を歩んでいくことがある、という考えなんです。私はダメな人間で何をやっても成功しないストーリーを持っている人と対話を重ねて行くことで、新しいストーリーを作っていくこと、それを今取組んでいます。
私が職場で取組んでいることを知っている人は、今私が書いていることを理解できると思います。
だから、私が何話しているんだろうって思う人は、上に書いたことをどうやったらできるかなって思いながら、対話を重ねています。
そういえば、あの人との対話は途中で終わってしまった感が強いんですよね。今は必死で周りに追い付こうとしているところでしょうか、一旦落ち着いたころで人生ストーリーを作るための対話が必要になってくるかなと。高い能力を持ち、可能性がある方だからこそ、ぜひ活躍してほしいなと思っています。
しかし、瀧本さん、ほんと早いですよ、もっと彼から学びたかった。
人はいつ命が消えるかわかりませんね。それは私も。だからこそ、今できることをやりたいと思うのです。仕事もプライベートもやりたいことやっていきたい。自分の本能に素直にw
ということで、もう少し自分らしく生きようと思いました!
そして、自分らしく生きることができる人が一人でも増えて欲しい。そのための支援をしていきたい。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
【周知事項です】
友人が主催しているナラティブ(物語)セラピーの勉強会のご案内です。今回はナラティブ・セラピーの会話術の著者国重浩一さんによるセラピーのデモンストレーションです。オルタナティブストーリー(もう一つの物語)を一緒に作っていく過程が良くわかると思います。興味のある方はぜひ参加してみては。
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