人間がよりよく生きるために~社会構成主義~


ども、沖縄SUNです。

コロナウィルスが気になるところですが、皆さん、対策は万全でしょうか。インフルエンザもありますから、感染症対策は念には念を、で取組んでおります。

さてと、今日は仕事での話から、ふと思ったことを書きたいと思います。私は今、オープンダイアローグとナラティブ・セラピーを学んでいます。

会社でオープンダイアローグ研修があり、その研修担当の方と研修後にお話しする機会がありました。

私たちは対人支援の仕事を行っているのですが、その中で、オープンダイアローグ的アプローチと応用行動分析的アプローチは対極にあるものだと私は思っていました。

オープンダイアローグは社会構成主義の思想が入っており、それは私も理解していました。それが研修担当の方から、応用行動分析も社会構成主義の考えが根底にあるんですよと伝えられ、私の中で、人を支える根底には社会構成主義があるのだなと納得しました。

そこで、社会構成主義、オープンダイアローグ、応用行動分析について説明します。

社会構成主義は、

私たちが生きている中で、現実だと思っていることはすべて、「社会的に構成されたもの」である。そこにいる人たちが「そうだ」と「合意」して初めて、それは「現実になる」のです。社会構成主義は、伝統的に真実とされてきたもの、理に適っているとされてきたもの、正しいとされてきたものに制約されません。これから、一緒に話し、新しい考えを聞き、問いを投げかけ、別のメタファーを考えることで、新しい意味の世界の敷居をまたぐのです。未来とは私たちが「一緒に創造する」ものであるとの考えを持っています。

 

オープンダイアローグは

フィンランドで生まれた、精神疾患の方への治療介入方法のことで、複数の専門家と本人の専門家という立場で本人が参加する対話のことを言います。その対話では、専門家同士の権力争いがなく、上下関係なく、一人の人間として向き合っていきます。本人がいないところで本人のことを決定しないなどいくつかのルールが設定されています。

 

応用行動分析は、

その人にとって望ましいと思われる行動を増やし、望ましくない行動を減らしていくことを目指します。行動の原因として、やる気とかセンスといった抽象概念や構成概念は排除して、徹底的に環境との相互作用によってとらえるという特徴をもっています。

 

応用行動分析が感情面にフォーカスせず、行動にフォーカスすることによって、その人の行動の要因の背景について考えないことが生じることがあるとのこと。

不適切な行動は、その行動を取ることによって社会生活を保っていたと考えられるのです。そのような不適切な行動が生じた背景を考えていくと、そこには社会構成主義の考えが出てくるのです。

本人の意思というより社会的に求められている常識的な行動をしようとしたことによって、本人が苦しい状況に追い込まれていくことがあるのではないか。

そう考えたときに、常識的な行動について一緒に話して、それが本当は常識ではなく、非常識な行動であり、その非常識な行動は社会的にあなたに求められていた。あなたはそれに従っただけ。だからその非常識な行動はもうやらなくてよい、というメッセージを送ることができます。

私たち対人支援を行っている者は、その支援を受ける人に個人的な責任を問う存在ではなく、一緒にその人のより良い人生のために何が必要か考え、共に取組んでいく存在だと思うのです。

一人の人間として、人間に正面から向き合っていきたい。

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