協働する研究のデザイン2 探求の歴史


ども、沖縄SUNです。

藤原さとさんの協働する探求のデザインの第1章探求の歴史を読みました。この章は、2部構成で、第一部は西洋と日本における教育の歴史、第二部は伝達するか、構成するかで成り立っています。

1.西洋と日本における教育の歴史

こちらは、学生時代に学んだ歴史上の名前が出てきます。プラトン、アリストテレス、エラスムス、ルソー、ペスタロッチーetc 懐かしいですね。私はルソーの消極教育にすごく惹かれていた気がします。

引用しますね。

ルソーは自然状態にあれば善い子どもを、いわば醜悪な大人の世の中で、枯れないように育てることを求めた(消極的教育)

こどもたちに教育は必要だと思いますが、その教育をすることで悪くなることがあるのではと思うことがあります。学校に適応できず苦しむ子どもたちがいます。また、家庭で虐待を受ける子どももいることは事実。教育で育つことは事実として教育をどのように行っていくかが大切だと感じます。

2.伝達するか、構成するか

ここでは学びに関する考えの変遷を見ていきます。永続主義から社会改造主義まで。積極的教育らしい考えとして伝達的価値観を挙げ、そこは、まず知識を与え、学びをガイドし、知識・スキルを発展できるようにしていく。こどもの行動を変化させることに重点を置く。次に構成的価値観。自ら学ぶ子は、興味、過去の経験、現在の理解度を土台にして、自らも学びを構成していく。

伝統的価値観は学は外部からの刺激で生まれるもの、構成的価値観は学びは内部から生まれてくるもの、としています。

内発的動機付け、デシさんですね。デシさんの内発的動機づけについては以前記事を書きましたので、ぜひこちらもお読みください。内発的動機付けと自律

今日はこの辺で終わります。次は世界のさまざまな探求です。

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