なんのために勝つのか

ども、沖縄SUNです。

シルバーウィークは楽しく過ごせましたか?私はノンビリ過ごしました。

月曜日は、新宿で23歳のフレッシュパーソンにお会いし、2時間半おしゃべりしました。

その彼女とは、こどもたちの支援について意見交換しましたが、オススメの本があるとのことで、お借りしました。

「なんために勝つのか。」廣瀬俊朗著 ラグビー選手であり、日本代表のキャプテンとして活躍された著者の話に引き込まれる良著です。

大義があり、その下に覚悟、ヴィジョン、ハードワークの3つが揃うことで、ものごとをなすことができると著者はおっしゃっております。

大義だけではダメ、ヴィジョンだけでもダメ、揃わなきゃいけません。ハードワークも簡単にはできないことです。

スポーツのリーダーをしてきた私には、共感すること言葉が多く、読みやすく感じました。

この本を貸してくれた彼女は大義があるようで、私はその実現に向け応援していきたいと思います。

それでは、今日はこの辺で。

なんのために勝つのか

なんのために勝つのか

沖縄の昔のこと

ども、沖縄SUNです。

今日は平日にブログを書いています。雨が落ちてきそうな空模様ですが、シーツが乾くまで待って欲しいです(笑)

昨夜はこちらの本を貪るように読み進めました。気がつけば深夜2時半。太平洋戦争で唯一の地上戦が展開された沖縄戦の第三ニ軍司令部唯一の生き残りである、八原博道氏の著書です。沖縄では毎年6月23日は慰霊の日として、沖縄戦に関する特集が組まれます。しかし、八原さんの著書からの視点で沖縄戦を振り返りの経験はこれまでありませんでした。

戦争は悲惨ですが、なぜ日本は戦争を行うことになったのか、沖縄での戦いを日本、アメリカはどのような位置づけをしていたのか、また、沖縄戦の戦略的背景を知る機会がなく、この本は紀伊國屋書店新宿本店で偶然出会い、購入しました。

500ページある本なので、ゆっくり読み進めます。司令官牛島中将、参謀長長中将のひとなり、沖縄の住民のことをどのように考えていたのか、そのあたりを知ることができます。

あ、そうそう、今日は内向型人間の話と仕事の仕方、やりがいについて書く予定だったのですが、延期します(T_T)

自宅のネット環境はSoftbankAirを使い、パソコン、amazonKindleでネットライフを満喫しています。しかーし、SoftbankAirさんの通信速度が激遅でして、今日は余りにも速度が遅くて、今はスマホから書きています。

オジサンはスマホでの長文入力は苦手でして、面倒くさいなぁ(笑)

SoftbankAirさんはOption加入して料金加算されていたり、解約にも料金加算されたり、いろいろお金がかかるので、そろそろ卒業したいなと思うのです。

光通信を導入できると良いのですが、それも手間かかるので、どうしたものかなと悩みますね。通信料がですね、音声用スマホ、データ通信用スマホ、実家の母用スマホ、SoftbankAirと、お金がかかります。

以前はWILLCOMも持っていたのですが、やはり不必要なものは解約が良いですよね。

はぁー、お金稼ごう(^o^)
では、これから、走りに行ってきます!

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

沖縄決戦

沖縄決戦

置かれた場所では咲けないかもね

ども、沖縄SUNです。

今日は、土曜日。秋らしくなってきた横浜です。今日は、橘玲氏の「もっと言ってはいけない」からあることを紹介します。

渡辺和子氏の著書「おかれた場所で咲きなさい」がベストセラーになりました。発行は2012年なんですね。あれから8年…

橘玲氏は、その置かれた場所で咲きなさいを否定します。

アメリカの文化人類学者エドワール・ホールは、言葉に表現された情報のみが意味を持つコミュニケーションを「低コンテクスト」、言外の意味やニュアンスを大事にするコミュニケーションを「高コンテクスト」と呼び、前者の典型をドイツ語、後者の典型を日本語だとした。この分類を使うなら、刺激に対して敏感な(高反応の)脳は、微妙なニュアンスや複雑な感情を読み取らなければならない「高コンテクスト」の社会に向いているのだ。P221

 

日本人は、刺激に敏感ということ。また、日本人は、脳内のセロトニン濃度が生得的に低いという仮説がある。日本人は、3人に2人が脳内セロトニン発現量が少ないSS型呼ばれるセロトニン運搬遺伝子を持ち、不安感や抑うつ傾向が強いとされている。

ここで、オックスフォード大学感情神経科学センターのエレーヌ・フォックスの仮説ですが、「神経伝達物質に作用するいくつかの遺伝子の発現量が低い人は、良い環境と悪い環境のどちらにも敏感に反応しやすい」とうものを提示しました。

フォックスは、セロトニン運搬遺伝子は「逆境に弱い」脆弱遺伝子ではなく、「可塑的」な遺伝子だと考えるのが妥当だという。セロトニン遺伝子の発現量が低い人は周囲の環境に影響されて反応しやすく、虐待を受けたり周りからの支援を得られなかったりしたときは深刻な負の影響を被るが、その一方で素晴らしい環境に恵まれればそこから大きな利益を引き出せる。P228

ここから、日本人がその人にあった環境で過ごすことができれば、活躍できるということが言えるのです。しかし、周りの人達をみてください。どうでしょう、仕事で活躍していますか。できていない人が多いのではないでしょうか。その理由について、

「高コンテクスト」の共同体に過剰適応した日本人は、世間の評判を気にし、他人から嫌われることを極端に恐れているが、自分が最も高い評価を得られる場所に自由に移っていくことはできない。会社の上司や同僚、部下を選択することはできず、「運命」として受け入れるしかない。中略

 

他人や世間を変えることができなければ、自分が「嫌われる勇気」を持つ以外ない。今いる場所から動くことができないなら、「置かれた場所で咲く」他ならない。だが、残酷なことに「ひ弱なラン」はどこでも花を咲かせられるようには遺伝的に設計されていない。幸福になりたければ、

「咲ける場所に移る」ほかないのだ。

 

日本人の不幸は、遺伝的にストレスに弱いにもかかわらず、文化的に高ストレスの環境を作ってしまことにある。そんなムラ社会の閉塞感の中で、本来はランとして美しい花を

咲かせるべき個人が次々と枯れていく。P237

 

はい、私たち日本人は、お互い縛りあって生きていくムラ社会にいます。そのムラ社会があなたにとって生きやすいのであれば、美しいランを咲かせることでしょう。しかし、そうでない場合は、枯れてしまうということです。

私は、転職予定ですw美しく咲く場所を探していきます!ということで、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

社会正義のキャリア支援

ども、沖縄SUNです。

今日は土曜日。台風10号の影響でしょうか、横浜は曇り空です。夕方から雨のようですね。9月に入りまだまだ暑いのですが、日が短くなったような気がします。そろそろ秋がやってくるのでしょうか。

さて、今日はこちらの本の紹介です。私はキャリアコンサルタントで、職業に関する支援をメインに活動をしています。基本的に個に対するアプローチをしていくのですが、個へのアプローチだけでは、改善できないことがある、それを改善していくための手法として、「社会正義のキャリア支援」ということです。

私が良く書かさえていただいている、社会構成主義の考えに近いものがあります。著者は下村英雄氏で、労働政策研究・研修機構キャリア支援部門主任研究員をされている方です。

目次は

  • 序章 社会正義のキャリア支援とは何か
  • 第一章 欧州キャリアガイダンス論
  • 第二章 多文化キャリアカウンセリング論
  • 第三章 社会正義のカウンセリング論
  • 第四章 3つの可能なプラクティス①ー深い意味でのカウンセリングー
  • 第五章 3つの可能なプラクティス②-エンパワメントー
  • 第六章 3つの可能なプラクティス③-アドボカシ―
  • 終章 社会正義の実践に向けて

私は以前、沖縄で小中高校生のキャリア形成支援を行っていました。その時に取組んでいたことは、こどもたちの支援なのですが、そのこどもたちに影響を与える、保護者、企業、学校、地域への働きかけをしていました。

それはなぜかというと、こどもたちは周囲からの影響を受けて、育ちます。その環境をどう整えていくか、というところが私の使命でした。

親が養育できる状態ではないことがあります。その際には学校、地域でこどもと支えていく必要があると思います。また、私は中学生の進路未決定者の支援もしていましたが、そこで目指していたのが、個の支援ではなくて、その中学生が支援機関と複数つながる仕組みを作りました。困ったときに相談できる場所、何かあったときに頼れる大人をつながっている状態を作りました。

私が一人ですべて支援をすることは不可能です。だから、私は多くの大人や機関など地域資源を活用して、こどもたちを支える環境を作ろうとしていました。

社会正義のキャリア支援では、一部のできる人達のキャリア支援の考えではなく、そこから外れてしまった人たちの支援をいかに行うか、というところにフォーカスしています。

私は社会正義のキャリア支援をしていたかもなぁ~って思いますし、それを目指しているんだなと再認識しました。これからの自分の方向性が明確になりました。

これからも、社会にとって必要とされること取組んでいきます。

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。